家づくりで最初に知っておくべき家づくりの流れ

「家を建てたいけれど、なにからはじめればいいのかわからない」というお悩みはありませんか?
はじめての経験には学ぶべきことがたくさんあり、何から手を付ければいいのかわからない方も多いでしょう。

本記事では、注文住宅と建売とで異なる家づくりの違いや、家づくりの流れをわかりやすく解説します。
ライフスタイルが変わっても何十年と暮らしていく家は、細かいシミュレーションとスムーズな進行が家づくりの成功に繋がるため、ぜひ参考にしてください。

家づくりの流れの前に知っておくべきこと

具体的な家づくりの流れについて知る前に、おおまかな流れや注文住宅と建売とで異なる流れについてお伝えします。

家づくりの流れとは

家づくりは一生に1回あるかないかのため、詳しく知る方は多くはありません。
しかし、失敗しないためにはどのような流れで進むのかを知っておく必要があります。
ここでは、家づくりのおおまかな流れをお伝えします。

①下準備:情報収集や家づくりの理想について考える
②計画:おおよその資金計画やハウスメーカー選び、土地探し
③設計:打ち合わせを重ねて住宅プランを決定する
④工事:住宅の建築
⑤家づくり完成:検査後に引き渡し

通常、家づくりの開始から引き渡しまでの期間は半年から1年ほどです。
なかには、2年以上もの歳月を有する場合もあります。

注文住宅と建売で違う

家づくりの流れは、注文住宅と建売とで異なります。
注文住宅は、土地探しや土地に合わせた間取りプランの設計からはじまります。
一方、建売の場合はすでに決められたプランで建ててある家の中から、住みたいエリアなどに合わせて家を選ぶため、家づくりに直接関わることがなく入居までの期間も短いです。

注文住宅と建売住宅の違いについては、こちらから(内部リンク)

注文住宅でも土地の有無で違う

注文住宅を建てる方でも、すでに土地を所有している方と土地探しからおこなう方では家づくりの流れは異なります。
土地をすでに所有している場合、自分たちのライフスタイルに合わせた設計のプランニングに集中できます。
また、土地勘がある場合は人通りの多い少ないなどが把握しやすいため、間取りが決めやすいメリットもあるでしょう。
一方、土地探しからはじめる場合、希望の立地の条件を絞ることからはじめるため、土地探しに難航すると家の完成までに多くの歳月が必要になることもあるでしょう。

家づくりの流れ

スムーズな家づくりをおこなうためには、流れを具体的に知る必要があります。
なお、ここで紹介する順序はあくまで一例となり、先述した土地の有無や家を建てる住宅会社によっても異なります。

①情報収集によるイメージ作り

家づくりで最初にすべきことは、どのような家で暮らしたいのかをイメージすることです。
そのためには、家づくりの方向性を決める情報をネットで事前にリサーチするとよいでしょう。

・外観や内観のデザイン性
・住み心地に関わる住宅設備の種類や機能性
・土地や建物にかかるおおよその費用
・家族に合った間取りプランの候補を見つける
・家づくり経験者の成功ポイント、後悔ポイントを知る

どのような家があるのか、住宅会社や家づくりの経験者が発信する情報を集めたあとは、自分たちの理想の家づくりについて考えます。

・どうしたら快適に暮らせる家になるのか(間取りや住宅設備などの仕様)
・好みのデザインの家を建てるにはどのハウスメーカーがよいのか

家づくりをスムーズに進めるコツは、採用したい項目の優先順位を決めることです。
以下のリストは、家づくりで重要となるポイントです。
ノートなどに書き留めておくとよいでしょう。

〈優先順位リスト〉
◎…叶えたい、〇…叶えられたら嬉しい、△…どちらでもよい

家づくりのポイント
土地の候補・通勤通学に便利な立地
・周辺の雰囲気(閑静かどうか)
・スーパーや病院に近いなど周辺環境の利便性
・周辺に公園などの遊べるスポットの有無
住宅性能・耐震性や高気密・高断熱性
・高性能な換気性能
・省エネ性能(太陽光発電や給湯器など)
・キッチンやお風呂、トイレのメーカーやグレード
・建てた後のアフターサービスの充実度
広さやデザイン性・平屋か2階建てもしくは3階建てか
・駐車スペースや庭の広さ
・広い居住スペース
・住宅のデザイン性(外観・内観)
・家のテイスト(開放的・隠れ家的など)
・ライフスタイルに合った家事動線や生活動線
・収納スペースの広さ

住宅のデザイン性や収納スペースの使い方など、気になる仕様を控えておくとよいでしょう。

②住宅会社選定(見学会・勉強会への参加)

イメージした理想の家を建てられる住宅会社を選定します。
そのためには、住宅会社へ出向き見学会で住み心地を体感するほか、家づくり勉強会などのイベントへの参加もおすすめです。
具体的かつ現実的な目で判断することで、選定作業は進みやすいでしょう。

③資金計画検討

資金計画についても考えはじめましょう。
住宅支援機構のフラット35利用者調査では、家づくりにかかる所要資金の目安がわかります。

所要資金
全国首都圏東海圏近畿圏
注文住宅3,572万円3,899万円3,650万円3,778万円
注文住宅
(土地付き)
4,455万円5,133万円4,379万円4,658万円
建売住宅3,605万円4,133万円3,139万円3,578万円

〈2021年度・住宅支援機構フラット35利用者調査〉

土地付きの注文住宅を建てる場合は、4,000万円から5,000万円が費用の目安です。

世帯収入や貯蓄金額、ライフプランによってどれくらいの費用で家を建てるのかは異なるため、家庭に合った理想的な返済シミュレーションについて熟考する必要があります。

④仮契約・ラフプラン作成 ※注文住宅

注文住宅の場合、家を建てる住宅会社と仮契約をしてから外観や間取りのラフプランを作成していきます。

「4LDKで広いリビングがほしい」などおおまかな全体像を伝え、費用とのバランスを含めて検討していきます。

⑤土地関連(土地探し・敷地、地盤調査)※注文住宅

土地を所有していない場合、不動産会社や住宅会社で土地探しをはじめます。

予算、住みたいエリア、建築条件の3つがマッチする土地がベストです。

つぎに、住宅会社に敷地・地盤調査を依頼して、建物が建つのに相応しい地盤であるのか、どのような家が建てられるのかを調べます。

なお、土地所有者の場合も、建築物がない土地の場合や既存住宅があっても建築時に地盤調査が行われていない場合は、新築時に調査が必要です。

⑥住宅ローン事前審査・本審査

土地が決定したあと、金融機関の住宅ローンで事前審査を申し込みます。

本来、住宅ローンで融資が受けられるのは住宅のみですが、住宅を建てる前につなぎ融資などを活用することで、土地購入のタイミングでの融資が可能です。

事前審査に無事通過すると、本審査に移ります。

住宅ローンの本審査では、契約者の健康状態を含めて厳しく審査がおこなわれます。

契約者が死亡するなどのトラブルが起こった場合に住宅ローンの支払いが免除される「団体信用保険」へ加入する際には、健康状態などもチェックされます。

⑦間取り・設備プラン作成 ※注文住宅

設計士やインテリアコーディネーターなどと打ち合わせを重ね、理想の家のイメージを図面化させます。

・吹き抜けのリビングにしたい

・アイランドキッチンを置きたい

・太陽光発電をつけて電気代を削減したい

上記のように間取りや住宅デザイン、取り入れたい住宅設備について細部まで決めていきましょう。

⑧本契約

これまでの設計プランをもとに、本契約(工事請負契約)を締結します。

工事請負契約書や見積書、万が一のトラブル時の対応について記載された「約款」についてもよく確認しましょう。

⑨着工・地鎮祭・上棟 ※注文住宅

いよいよ、理想の家が形になるときです。

着工前には安全祈願として地鎮祭をおこなう場合があります。

建築工事が着工すると基礎工事ののちに家の重要な柱を建てる上棟が1日かけておこなわれ、外装、内装、住宅設備の設置や電気工事などが次々と進みます。

引き渡し

最後に引き渡しがされ、マイホームへの入居が可能になります。

なお、注文住宅では建物が完成すると、住宅会社による自社検査や専門機関による完了検査ののち、施主自らが確認する竣工検査をおこないます。

まとめ

家づくりでは、イメージを固めるための情報収集からはじまり、住宅会社の選定や資金計画を建てたあと、土地や建物について具体的に決めていきます。

子どもの入学に間に合わせたいなど入居のタイミングが決まっている場合は、逆算して家づくりをはじめることをおすすめします。

どのような条件で家を建てるのか、住宅会社によってもスケジュールが異なるため、くわしくは営業担当者に聞くとよいでしょう。

自分状況・希望に応じた流れを知りたければ
相談は住宅公園へ

家づくりの流れは自分の状況、希望に合わせて変わるため、まずは事前に整理することが大切です。


住宅公園では、各住宅会社の担当者が常駐しているほか、各種イベントを開催しているため、気軽に相談・整理ができる体制が整っています。

家づくりに関する疑問は住宅公園まで、お気軽にお越しください。

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